負けたけどアトランタ・ファルコンズ絡みの曲を集めてみた

guitarbird

2017年02月07日 20:54

01


スーパーボウルの余韻。
もう1日だけ話させてください。

実は昨日、スーパーボウルのハーフタイムの間に
アトランタが勝つこと前提でネタを集めていたもので・・・
負けてしまったけれどやっぱり上げます。

アトランタとジョージアにちなんだ曲を集めてみました。


☆1曲目


 Living In America
 James Brown
 (1985)

アトランタといえばやっぱりこのお方から始めないと。
ジェームス・ブラウン。
生誕地はサウスカロライナ州、でも出身地はジョージア州、
そして亡くなったのがアトランタでした。
この曲を選んだのはずばり"Atlanta"と叫んでいるから。
ブリッジの2'30"からアメリカの都市を連呼しますが、
2'42"のところで"Atlanta"と。

この曲はカンザスシティの記事でも取り上げましたが、
僕の中ではNFLの準テーマ曲となっております、はい(笑)。



☆2曲目


 Oh Atlanta
 Bad Company

バッド・カンパニーのこれはもろアトランタですね。
時代の音をとり入れて賛否両論を招くも結果としてヒットした
5作目DESOLATION ANGELSからの曲。
なるほどリズム感が微妙にディスコの影響があるけれど、
ディスコもR&Bであるという解釈の上に立つ佳曲。
映像は比較的最近2010年のライヴ。
ポール・ロジャースの髪が・・・あ、いや、何でもない。

で、実は、サビで"On my way back to Georgia"と歌っているので、
つい最近まで僕はそれが曲名だと思い込んでいました。

それにしても。
ファルコンズが勝っていればこれを大合唱したのになあ・・・



☆3曲目


 Georgia On My Mind
 Steve Winwood

ジョージアといえばこの曲を外すわけがない。
レイ・チャールズ、もちろんですが今回は
僕がエリック・クラプトンとのコンサートで生で観て聴いた
スティーヴ・ウィンウッドでいきます。

この曲には僕の下手な感想は要らないですね。



☆4曲目


 Back In The U.S.S.R.
 Paul McCartney

続いてこちらも僕がライヴで観て聴いたポール・マッカートニー、
しかも場所も同じ東京ドーム。
あ、言うまでもなくオリジナルはビートルズ1968年。

なぜこの曲が「ジョージア」「アトランタ」かというと、
1'24"のところですね。
「モスクワの女性に僕は歌ってシャウトしてしまう(けれど)、
ジョージアはいつも
僕の僕の僕の僕の僕の僕の僕の僕の僕の僕の僕の
心の中にあるんだよ」
と歌っているからですね。

この曲ほど歌詞で笑える曲ってそうはないですよ。



☆5曲目


 Rainy Night In Georgia
 Boz Scaggs

コンサートで観て聴いたジョージアがもう1曲ありました。
ボズ・スキャッグス札幌公演にて。
ブルック・ベントンがヒットさせたことで有名ですが、
元々はトニー・ジョー・ホワイトの曲。

抒情性がありますね。
ジョージア州はアメリカ人にもそういう場所という
イメージが強いのかな。



☆6曲目


 Midnight Train To Georgia
 Gladys Knight & The Pips
 (1973)

ジョージアのご当地ソングとしてもう1曲忘れてはならないのが
グラディス・ナイト&ザ・ピップスのこれ。

この列車にはどんな人たちが乗っているのでしょうね。
そう考えると、この曲はアメリカより日本人の気持ちに
より訴えるものが強いかもしれないですね。



☆7曲目


 Battleship Chains
 Georgia Satellites
 (1986)

ジョージアをバンド名に冠したジョージア・サテライツ。
僕が高校生の頃に出てきた彼らには、
南部のロックンロールを教えてもらいました。
中でもシンプルなようでクセありまくりのこの曲が最高に好き。
歌詞が笑ってしまうほどかわいらしいのもいい。



☆8曲目


 This Is Not America
 David Bowie & Pat Metheny
 (1985)

今度は"Falcons"から。
デヴィッド・ボウイとパット・メセニーのこの曲は
映画『コードネームはファルコン』
The Falcon And The Snowman
のテーマ曲として録音され発表されました。
僕が高校時代に出た曲ですが、デヴィッド・ボウイは
いろんなことを器用にこなす人なんだなあと思いました。

しかっし。
スーパーボウルの話題で「これはアメリカではない」って、
やっぱり場違いだったかな・・・



☆9曲目


 Siberian Khatru
 Yes

イエスのこの曲がどうつながるかって?
歌い出しで"Sing, bird of prey"と歌っていますが、
"bird of prey"は「猛禽」のこと。
「猛禽(類)」とは一般にワシやタカなどタカ目のタカ科とコンドル科
ハヤブサ目ハヤブサ科そしてフクロウ目フクロウ科など、
他の鳥類を含め主に脊椎動物を餌としている鳥類のこと。
もっとも、NFLで「猛禽チーム」はアトランタ・ファルコンズ、
シアトル・シーホークス、フィラデルフィア・イーグルスと
3チームあるので、この曲はファルコンズ限定ではないですが、
でも僕は「猛禽」というと先ずはこの曲を思い出します。
(そしてその「猛禽」チームすべてにスーパーボウルで勝った
ニューイングランド・ペイトリオッツとは・・・)



☆10曲目


 Radio Free Europe
 R.E.M.
 (1983)

今回のトリはジョージア州アセンズ出身のR.E.M.
どの曲を選ぶか、迷ったようで実は意外と迷わず、
すぐにデビューアルバムからのこの曲に決めました。

うん、R.E.M.ってやっぱり、アメリカ人らしいようで、
アメリカ人らしくない、どちらの要素も持ったバンドだったんだ
といまさらながら思います。



☆11曲目


 Nightswimming
 R.E.M.
 (1992)

久し振りにBLOGでR.E.M.の話題ができるのが嬉しくて(笑)、
もう1曲紹介させていただきますね。
前期=I.R.S.時代と後期=Warner時代から1曲ずつでもあるし。

この曲、僕はR.E.M.の中でも特に南部の湿地帯っぽいと感じる。
夜のしじまに湿地で泳ぐ。
晩夏の湿地、ねっとりとした汗とも水滴ともつかない湿り気が
体中を覆う。
聴き終るとなんだかべとついた感じが。
それほどまでに感覚的な曲。


1日が経ち、アトランタ・ファルコンズが負けたのが、
うん、悔しいし、残念でもありますね。
初優勝を見たかった。
来年またここまで来られればいいのですが。
て、あれ?
僕はアトランタ・ファルコンズのファンだったか???
なんとも身勝手ですね(笑)。
でもまあ鳥さんチームだし、来年から堂々と応援したい。
イーグルスとNFC決勝になったらどうしようかな、と(笑)。

最後は昨日の明るすぎる3ショットにて。

02


未来は明るいぞ、なあんてね。


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