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本日はお日柄もよろしいようで。
数日前、A公園でヒガラが撮れました。
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「森の家」の横にあるプンゲンストウヒに採餌にやって来ました。
ヒガラは、針葉樹で採餌している時は意外と近くに寄れます。
向こうからしても葉で視線を遮られて見えにくいのだと考えます。
このヒガラ、次の瞬間、なんと、
僕の方に向かって飛んで来て、レンズの先にとまりました!
手を伸ばせば触れる、突然のことで驚き、でも嬉しくて、
ただただ見ていることしかできませんでした。
もちろん、その様子を撮影することはできず。
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その時のイメージを、別の場所で今朝撮影した写真。
橙色の丸の辺りにヒガラがとまりました。
僕はA公園ではカメラを2台首からさげていますが、
咄嗟のことで、もう1台の6Dを出して撮ることはできなかった。
考えたんですが、右手で7Dを構え、左手は空けられたものの、
左手で撮ったことがなく、対応できなかった。
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3秒くらいかな、長いようできっと短かった間、
レンズにとまっていたヒガラは、また元の松に戻りました。
僕も平常心を取り戻してまた撮影開始。
ところが、驚いたことに、このヒガラはもう一度
僕の方に飛んで来てレンズにとまったのです。
一度でも驚いたのに、二度も来るとは想像だにせず。
写真を撮れなかったのはいうまでもない。
また2秒か3秒で松に戻りました。
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ここで僕は色気を出しました。
もしかしてもう一度来るかもしれない。
だったら、i-Phoneを左手に持ちながらカメラを覗き、
レンズに飛んできたらi-Phoneで撮ろうと。
どれくらいでピントが合うか確認してから撮影に戻りました。
しかし、もちろんというか、もうレンズには来ませんでした。
まあ、そんなもんですよね。
1回目に来た時にそれを思いつけばよかったですね。
僕は何でも起動が遅いのです、鈍いというか・・・
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見事なまでの背中ショット・・・
それにしても、なぜレンズにとまったのか。
以前、同じA公園で、車のサイドミラーに攻撃をする
ヒガラを見たことがあります。
より正しくは、ミラーを攻撃したのではなく、そこに写った
自分の姿をライバルと勘違いして追い払おうとしたのではないかと。
それも4月のことでした。
今回のヒガラは、僕のレンズに反射した自らの姿が見え、
それをライバルだと思ったのではないかと。
しかし、近寄ってもライバルの姿は見えず。
そういえば、首をかしげるような顔をしていました。
ヒガラは今の時期、囀りがよく聞かれ、その姿を見ます。
繁殖行動が盛んな時期、ライバルの姿には敏感なのでしょう。
ということは、まだこの先しばらくの間、今回のようなことが
ないとも限らないですね。
i-Phoneいつでも出せるようにしておかなきゃ。
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さらばぢゃ!
レンズにとまる姿は撮れなかったけれど、贅沢は言わない。
そもそもヒガラは、針葉樹の上の方にいることが多く、
低い位置まで来てノートリミングで撮れる機会は少ないのだから。
撮らせてくれた上に、貴重な経験をありがとう。
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今朝のA公園。
青空も見える一方、太陽の方向に厚い雲があり、
眩しかったり、曇ったり。
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09は08の33分後に撮影、このような感じでした。
雲の脇からさす光の筋がきれいでした。
さて、犬たち。
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散歩から車に戻ったハウとマーサを出迎えたポーラ。
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ポーラは待ちくたびれたのかな(笑)。