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昨日のこと、庭にタヌキが来ました。
キタキツネは時々夜に庭で鳴いていることがあるし、
冬には雪の上にテンの足跡が残っていることも時々あるのですが、
タヌキは、庭では足跡も見たことないし、生体は初めて。
北海道では、タヌキはキタキツネほど身近な動物ではなく、
A公園でも冬に足跡は時々見るけれど、姿を見たことはない。
他、道内でも、姿を見たのは20回もないんじゃないかな。
足跡やロードキルは、見ることは見るのですが。
ただし、奥尻島だけは姿がよく見られ、僕も仕事で行った際、
1日に3回は出くわしていました。
内地では逆で、タヌキは一般的で、キツネが珍しいですよね。
大学時代、横須賀の友だちの家に行った時に見たことがあり、
住宅街にも普通に出てくる、とのことでした。
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テレビ塔から帰って来て昼を食べながら窓の外を見ると、
50mほど先、何かの小動物がこちらに歩いてくるのが見えました。
最初はネコかと思いましたが、1秒も経たないうちに、
タヌキだと分かりました。
犬だと思わなかったのは、犬は「普通」は、
綱につながれて人と一緒に歩いているものだから。
カメラを持って急いで外に出ると、家の庭に入り、
僕の車の横で立ち止まりました。
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逃げるかと思いきや、僕の車の下に潜り込みました。
この時はEOS-6DにEF24-105mmF4LISをつけていましたが、
そのレンズで十分なほど近くに寄っても、逃げる様子はない。
この時は距離2mくらいでしたが、僕がしゃがんでカメラを構えると、
「ううっ」と、威嚇するつもりか、唸り声を上げました。
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タヌキは何をしていたかというと、カラスが食べて庭に落ちた
ヒメリンゴの実を食べていました。
カラスは、ハシブトガラスもハシボソガラスも来ますが、
すべてを食べて飲み込むことはなく、少しつまんで落とします。
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車の下をのぞき込んで1枚、やはり逃げようとしない。
しかし、このタヌキは、庭にまっすぐやって来ました。
ヒメリンゴがここにあることを知っていたのでしょう。
最初は嗅覚で分かったのかと思いましたが、弟に話を聞くと、
数日前の未明に雪かきをしていた時にそれらしき動物を見た、
ということでした。
しかし弟はその時は猫だと思い僕には話さなかったとのこと。
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ずっと見ているのもかわいそうなので、10分ほど家の中に戻り、
再び出ると、食べ終えて車の下から出て来た。
そして、元来た道を歩いて帰ってゆきました。
体の毛がぼさぼさで、何かの病気だったのかもしれない。
それで餌が十分にとれなくて、ここにやって来たのかな。
もしかしてもう先は長くない?
痩せて小さな個体でした。
病気が犬たちに移る可能性もあるのでそこは気をつけますが、
でも、また食べに来るなら来て、と思いながら見送りました。
撮らせてくれてありがとう。
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ヒメリンゴをお隣さんの屋根で食べるハシボソガラス。
カラスがヒメリンゴを食べに来ると、その場で実や糞を落としますが、
その木の下に僕の車をとめているので、実や糞が車につき、
そのまま凍ってとりにくくなることもあって困る。
だから休みの日は、その木の下にならないように車をとめています。
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最近はシメもよくやって来ます。
これは別のイチイの木にいるところ。
シメはしかし警戒心が強く、カラスやヒヨドリがいない時に来るので、
やはり撮る機会はなかなかないですね。
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今朝のA公園。
タヌキが庭に現れた昨日は曇りでしたが、今日は晴れ。
しかしA公園では、今日よりも昨日の方が鳥の姿が濃かった。
風があまりないのは同じだから、これは巡り会わせでしょう。
そうなんです、鳥は、晴れているからといってよく出るとは限らない。
まあ、だから通いたくなる、通わざるを得ないのですが。
さて犬たち、今日はうっかり3ショットを撮り忘れたので、1頭ずつ。
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ハウが珍しくカメラ目線。
といって、実は、少し粘ると見てくれるのですが・・・
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写真のイメージって恐いですよね。
ポーラは、外を歩きたくなくて後ろの席で隠れている、
という印象を、この写真から受けませんか?
いや、実はその通りなのですが・・・(笑)・・・
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マーサ、当初はお正月限定で服を着せるつもりでしたが、
フィラデルフィア・イーグルスの他にこのシカゴ・ベアーズのものもあり、
せっかく買ったものでもったいないし、人間も犬も慣れてきたので、
冬の間は服を着せることにしました。
そうなると、次も買うか、という話になってしまうのですが・・・(笑)。