絶滅危惧商品フィルムピッカー

guitarbird

2013年04月11日 19:01

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いつ以来か忘れた(笑)、我が家にある
絶滅危惧商品シリーズ第3弾。

第1弾「レコードオープナー」はこちら
第2弾「いちごスプーン」はこちら、をご覧ください。

さて、今回はこれ。


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Film Picker4 フィルムピッカー4

カメラの棚を整理していて出てきました。

いつからあったかな、大学生の頃には家にあったと思う、
ヨドバシカメラの1280円の値札がついています。

何をするものか。


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パトローネの中に巻き込まれたフィルムを引き出す道具です。

それ以前に、パトローネが既に懐かしい響き。

例えば、ISO100のフィルムを入れていて、暗いところで撮影する
必要が生じてISO400のフィルムに交換する際に、前者を
巻き取って出し、後でもう一度使う際に引き出すとき、
白黒フィルムで撮影して1本撮り終わらないうちにカラーに入れ替える
必要が生じた際に(逆の場合も)巻き取って出したものをまた使うとき、
或いは単に誤って巻き取ってしまった、などという時にこれを使います。


もう一度撮影する際には、何枚目まで撮影したかの数字を
パトローネにマジックで書いたりしていました。


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実際に使ってみましょう。

先ずは、2つあるレバーを右端に寄せます。


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裏を見ると、ベロのようなものが出ていますが、
これをパトローネのフィルム送出口に差し込みます。


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左側のレバーだけを左にずらし、そこにつながっている
黒いベロをパトローネの中に押し込みます。

この状態で、パトローネの円筒状の突起を反時計回りに回し、
「カチッ」と音が鳴ったところで止めます。

鳴るんですよ、なぜかちゃんと(笑)。


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次に右側のレバーを左にずらして黒いベロを中に押し込み、
2つのレバーを左端に揃えます。

こちらは押し込むのがちょっときついことがあります。


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そこからフィルムピッカー全体を引っ張ります。

すると


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フィルムが出てきました。

どのようなメカニズムで取り出せるかは僕には分からないけれど、
やっていて単純に面白いし、これを考えた人はすごいと思います。

絶滅危惧商品と書きましたが、ヨドバシカメラのネットを見ると
まだ売られており、3社から出ていて1200円前後です。

フィルムで撮る人にはやっぱり必要でしょうからね。
正直、まだ売っていると分かってほっとしました。

フィルムを使う人がい続ける限り、絶滅はしないでしょうね。


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Konica コニカ 業務用カラーフィルム

未開封でひとパックが家にあります。
工事現場で使うもので、知り合いからもらったもの。

まだフィルムカメラで撮っていた頃は使うつもりでしたが、
こうなったらもう未開封のまま保存しておきますか。

Konicaもフィルムブランドとしてはなくなりましたからね。


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フィルムケースも、かつては、
どこの家にもとまでは言わないけれど、
多くの家に普通にあったものではないかと。

これ、野外で小さなものを採取して入れておくのによくて、
特に虫屋さんに重宝がられるんですよね。

ケースだけで売ってないものかな。


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我が家のキヤノンの歴代の一眼レフを並べてみました。

順序逆ですが右から古い順で、
FT、旧F-1、T-90、EOS-7(フィルム)、EOS-50D

ちょっとした博物館みたいで楽しい(笑)。
しかし既にデジカメもここに仲間入りしています。

フィルムでの撮影、僕はもうほとんどないかな。
技量もだけど、そんな財政的な余裕がありません。

でも、いつか、たまに、撮ってみるかな。


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今朝のA公園。

朝起きて2cmの積雪に驚いた。

4月中旬以降に積雪となるほどの雪が降ったのは、
過去10年で3回しかない、珍しい朝だったそうです。

もちろん、今日の分は昼までには解けました。


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今朝のポーラ。

雪が解けて道が濡れているのが嫌だったのか、
「降車拒否」、仕方ない、ハウだけ連れて歩きました。

ただ、歩いている間にハウを撮ることができなかったので、
結果として、今朝はポーラだけを撮れたのでした(笑)。




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