冬もマクロレンズ
01
冬も
マクロレンズ、と自分で言っておきながら、
冬はなかなかマクロレンズで撮る機会がないですね。
花が咲いていない、虫がほとんどいない、というのが主な理由ですが、
寒さで手が冷たくてピント合わせの細かい作業をしにくいのもあります。
実は今回、2か月ぶりくらいにマクロレンズを使いました。
冬にマクロレンズで撮るものといえば、
木の冬芽。
形が面白く、いろいろなものに見えますね。
風もなかったので庭の木々の冬芽を撮りました。
03以外はほぼ最短焦点距離で撮影しています。
まずは北海道に自生している樹種から。
02
エゾイタヤ カエデ科
真ん中のひとつが2つに割れていれば、犬の足跡。
もしくはメトロン星人か(笑)。
03
ヤチダモ モクセイ科
モスクの屋根。
ヤチダモのみ低い位置に枝がなくて少し遠めに撮っていますが、
冬芽の大きさ(幅)はこの中ではこれがいちばんです。
04
コマユミ ニシキギ科
ネジの先みたい。
05
ヤマグワ クワ科
たけのこだあ、おいしそう(笑)。
円形の白い部分は葉痕、葉が落ちた跡ですが、
これもまたいろいろなものに見えます。
06
ナナカマド バラ科
今日は2月29日、今年は閏年、とくれば五輪の聖火。
07
ミズナラ ブナ科
鳥の足。
ひものようについているものは葉の名残りです。
続いて植栽の樹木も2つほど。
08
ライラック(ムラサキハシドイ) モクセイ科
豆菓子みたいにふっくら。
09
ブナ ブナ科
芽の皮の先が白いのが、僕には目のように見えてしょうがない。
冬芽の長さではこちらがいちばんです。
他にも幾つか写しました。
10
ブナ科の樹木は冬でもこうして葉を落とさないものがありますが、
庭のブナは2本とも今年は葉をたくさんつけたままです。
風が吹くとかさかさと音がするのは冬の風物詩のひとつです。
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何かの眉がヤマグワについていました。
2つあったんだけど、なんだろう、蛾だと思うけど。
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ドライフラワーになったバラの花が垂れ下がっていました。
昨年は遅くまで花をつけていたのですが、
実に成ることなく冬を迎えたのでしょうね。
♪ うぃぃんたぁろ~ず、うぃぃんたぁろ~ず
と、ポールの寂しげな曲を口ずさむ。
13
冬の晴れた日はまぶしい。
ハウは撮影の間ずっと一緒にいましたが、
特に何をするでもないけど、なんとなく楽しそうでした。
01はマクロで撮ったハウの鼻ですね、お分かりかと思いますが。
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ポーラのこの写真のみ、通常のレンズで撮影しています。
外に来なかったから・・・
やっぱりIS付きのマクロレンズが欲しいなと(笑)。
僕の中では、新しいマクロレンズが欲しくなるのは、
春を感じることのひとつです。
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