ボブ・ディランがノーベル文学賞メダルを授与される

guitarbird

2017年04月02日 22:29

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ボブ・ディラン「ノーベル文学賞」問題、ようやく決着しました。

時事通信の記事を引用します。
なお、引用者は改行や表記変更を適宜行っています。


***

ディランさんにメダル授与=ノーベル文学賞、4カ月遅れ

【ロンドン時事】
米シンガー・ソングライターのボブ・ディランさん(75)が1日、
スウェーデンのストックホルムで
2016年のノーベル文学賞の賞状とメダルを授与された。

同賞選考に当たるスウェーデン・アカデミー関係者が
スウェーデン放送に明らかにした。
ディランさんは昨年12月の授賞式を
「先約がある」として欠席していた。

ディランさんは欧州ツアーの一環でストックホルムに滞在中で、
1日夜にはコンサートを開いた。
授与はそれに先立ち、非公開の場所で行われた。
アカデミーのダニウス事務局長は3月のブログで
「ディランさんの希望により、メディアを入れず
本人とアカデミーのメンバーだけが出席する」と述べていた。

受賞者が800万スウェーデンクローナ(約1億円)の
賞金を受け取るには授賞式から6カ月以内に
記念講演を行う義務がある。
同事務局長によれば、ディランさんが
「後日(講演の)録音を送付してくる」
見通しだという。
文学賞では13年に受賞したアリス・マンローさんも
録音により講演を行った。 


***

この記事を読んで僕は、純粋に「よかった」と、
ただそれだけしか思いませんでした。

でも、今回もyahoo!のこの記事のコメントを(こちら)
興味深く読ませていただきました。
世の中には何かが言いたい人が多いのでしょう、きっと。

「面倒くさい人だ」「男を下げた」という意見が多かったですね。

「男を下げた」
僕にはこの意味が分かりません。
もちろん言葉としての意味は分かりますが、
「男を下げた」は外から見た評価だから、
ネット上でそう言われるのであればそうなのでしょう。
でも、だからどうしたの、という感じ。

「面倒な人」
そうですよね、僕はそういう人が作る音楽が好き。
前にも書きましたが、大ファンだという萩原健太さんも
人間としては近づきたくない人物だというし。
でも、萩原健太さんは一般人とは少し違うけれど、
僕のような一般人が近づける人物でもないし、
ああそういう人なんだ、としか思わない。

まあ、ディラン自身はそんなことまったく意に介さない。
きっとそういう人だと思います。
お金だって別になくてもいいと思っているでしょう。

ボブ・ディランはただ歌いたいのだから。

最後にこうしてメダルを手にしたのを、僕は、
とってもボブ・ディランらしいとある意味感心しました。
ファンでよかった、とすら。




TRIPLICATE
Bob Dylan

ボブ・ディランは新譜が出たばかりですね。
僕はまだ聴いていない、家に届いていないので。

メダルを手にしたことで、ますます新作が楽しみです。

ボブ・ディランの「ノーベル文学賞」、
当BLOGでも受賞決定から追ってきましたが、
これにて完結ということになりますかね。
いや、録音による受賞講演、話題にできたら取り上げるかな。

短いですが、今日はこの辺で。


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