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ボブ・ディラン「ノーベル文学賞」関連の続報。
展開がありました。
残念ながら、ボブ・ディランは「ノーベル文学賞」授賞式を
欠席することが委員会から発表されました。
時事通信のネット記事を引用します。
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ノーベル文学賞の選考に当たったスウェーデン・アカデミーは16日、
今年の受賞が決まった米シンガー・ソングライターの
ボブ・ディランさん(75)が授賞式欠席を決めたことを明らかにした。
アカデミーによると、15日にディランさんから書簡が届き、
先約があるため、12月10日にストックホルムで行われる
授賞式には出席できないと伝えてきた。
一方で、受賞は大変光栄と強調し、
賞を直接受け取りたい考えを示したという。
アカデミーは、授賞式欠席は
「まれではあるが、例外的ではない」と指摘。
過去にもさまざまな理由で欠席した受賞者がいると説明した。
アカデミーは、授賞式から6カ月以内の講演が受賞の条件であり、
ディランさんに実現してもらいたいと期待を表明した。
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先約があるなら先に言えよ、という声が世界中から上がるでしょうね(笑)。
その辺の心の揺らぎがいかにもディランらしい。
そもそもその先約が本当なのかどうかもまた。
手紙というのがディランらしいですね、メールとか電話ではなく。
まあでも自ら電話をかけるのはディランらしくないし。
その「先約」が何であるかも世界中のマスコミが注目するでしょう。
逆にディランはその日は身動きがとれなくなるかもしれない。
コンサートならもう日程が発表になっているから、それは違うはず。
ただ、どこかでシークレットギグでも行うつもりであれば、
先に発表はできない。
家族と過ごしたいとか、そういうことかもしれない。
でも、僕はまだ、当日ひょっこりと現れるのではないかと
疑ってもいます。
講演の様子がCD化されてEPとしてリリースされるとか、
そういうことがあっても楽しい。
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All I Really Want To Do
Bob Dylan
「僕がほんとうにしたいこと」は何でしょうね(笑)。
なんて、僕もファンを通り越して野次馬的になっています(笑)。
ボブ・ディランの心を追ってゆくのは、なんというか楽しい。
まあ、本人は知ったこっちゃない、余計なお世話でしょうけど、
でもそれも含めてオーラのある真のスターですからね。
ボブ・ディラン「ノーベル文学賞授賞式」問題、
ここまで記事にし続けて来たので、最後まで追うつもりです。
【2016年11月19日 追加補足】
今朝ネットにまたこの関係の記事が上がっていました。
時事通信の記事を追加補足として引用します。
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【ストックホルムAFP=時事】
ノーベル文学賞の受賞が決まった米シンガー・ソングライター、
ボブ・ディランさん(75)が来年春にスウェーデンの首都
ストックホルムを訪れる見通しとなった。
同賞選考に当たったスウェーデン・アカデミーが18日、
声明で明らかにした。
サラ・ダニウス事務局長は地元ラジオで、
「講演を行う絶好の機会になるのでは」と期待を込めた。
事務局長によると、ディランさんのマネジャーから
確認の連絡があったという。
アカデミーは16日、ディランさんが「先約」を理由に
12月10日の授賞式を欠席する意向を伝えてきたと発表。
ただ、受賞者は授賞式から6カ月以内に講演を行うことが
義務付けられている。
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訪れて何をするのだろう、というのがまだ曖昧なのが
やっぱりいかにもボブ・ディランらしいかな。
公演が義務付けられている、やっぱり歌うのでしょうね。
でもこれで逆に、やっぱり12月10日にボブ・ディランは
ストックホルムにはいないことが確定した、ということになるかな。
いや、まだ分からないですよ。
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