レッドクイーンも咲いた

guitarbird

2016年07月16日 22:14

01


先日の「ザ・マッカートニー・ローズ」に続いて、
庭の薔薇「レッドクイーン」も咲きました。

昨年、近くのホームセンターで苗木を購入し地植えしたもの。
こちらの薔薇は地植えでほとんど何の問題もなく冬を越し、
今年また咲きました。
ただ、ちょっと遅いかな。
大通公園12丁目ローズガーデンの薔薇よりひと月遅く咲いた
ということになります。
遅いことは寒さの影響なのかはまだ分からないですが。

ただ、今年咲いてみて、昨年よりも色が明るいと感じました。
昨年はもっと「えんじ色」に近いと感じていたのですが、
今年はもう少し明るい「フェラーリ・レッド」っぽいと感じた。
でもこれ、色が変わったのではなく、僕の感覚の違いかな。
昨年の写真をあらためてみると、思っていたほど色が深くなかった。
まあ写真の色が絶対ではないけれど。

02


昨日の写真。
咲いたのは今日ではなく、一昨日には開花といえる状態でした。

この薔薇を育苗し販売している「京成バラ園」は結構
有名だそうですが、ホームセンターで見るまで僕は知らなかった。 
何種類かの苗木の中から名前で選んだのが「レッドクイーン」。
真っ赤な薔薇が欲しかったというのもあってちょうどよかった。

もちろん、これを選んだのは「クイーン」だから。
「マッカートニー」に続いての「ロック薔薇」ということで。 

「レッドクイーン」が咲いたとなれば、
ここはもうクイーンの曲しかないでしょう。

何をかけるか。

今回も、「レッドクイーン」を記事にすると決めた瞬間、
最初に頭の中に流れてきた曲にしました。
 
曲いきます!





 Liar
 Queen
 (1973)

なぜこの曲が浮かんだのか、まったくもって分からない。
強いて言えば、これが入った1枚目のジャケットの赤い光が
薔薇のイメージにつながったのかも。
自分の心の中のこととはいえ、分からない。

ところが。
この曲と決め手You-Tubeで映像を探すと、なんと、この映像が。
 
観たことない、これ、存在すら知らなかった。
しかも"official"、クイーン公認ではないですか。

僕は一応人並みのクイーンファンを自認しており、
弟はマニアの領域に入っているかもというくらいに
クイーンは好きなつもりでしたが、知らない公式映像があったとは。

しかし、薔薇で頭に浮かんだ曲に実は知らない映像があるなんて、
このちょっとした偶然が今日は嬉しかった。
クイーンは僕を見捨てていなかったのか、とほっとしました。


03


曲はまあ1枚目らしいプログレハードっぽい曲。
そう、クイーンは1枚目はレッド・ツェッペリンの模倣と当時は
言われたそうだけど、この曲はZepよりもうんとプログレ寄りだと思う。 

♪Nobody believes me "Liar"

サビの"Liar"というコーラス、「嘘つき」ってあんなすごい
言い方されるとフレディもしょげるよなあ。
あまりにもすごいと笑ってしまう、なんてことありませんか?
僕はこの曲を最初に聴いて、ここでなんだか
可笑しさがこみあげてきてしまいました。
僕が1枚目で最初に気に入ったのがこの曲でした。

4'20"過ぎに曲調が変ってサンバ風のエスニックなリズムになるところ、
僕は大学生の頃に聴いて、ビートルズの
Everybody's Got Something To Hide Except Me And My Monkey
を思い出しました。
ここがなんだかスカッとする。 

映像ではそこでフレディ・マーキュリーとジョン・ディーコンが
1本のマイクを分け合ってコーラスするのがなんだかかっこいいですね。

しかしジョン・ディーコンのベースが
「バタヤンもしくはフィル・ライノット」。
持つ位置が高く、そのせいもあって
異様に緊張しているように見えてしまう。
ジョン・ディーコンはベースの位置が高いという印象がなかったので、
もしかして最初だけで、そのあと「矯正」されたのかもしれない。

そう考えると、ブライアン・メイは逆にギターの位置が低すぎないか、
と思えてしまうのが不思議なところ。
いや、よく見ると低すぎはしない、訂正します。
でも、袖口が広くてギターにあたって音をミュートしやしないかと
気が気でならない(笑)。
まだヒラヒラ衣装じゃないけれど、こういうのが好きなんですね。

ロジャー・テイラーはやっぱり他のバンドに比べると
断然ドラムスが写るシーンが多いような。
いいんです、それがロジャーだから。

5'20"くらいのところでジョン・ディーコンのベースを弾く
フレットボードと指がアップになるけれど、
すごく高いとポジションで弾くこのカットには唸らされました。
でもここはロジャーがベースの陰に隠れて、
後でロジャー怒らなかったのかな・・・

フレディ・マーキュリーは1分以上あるイントロの間まるで
ダンスのように体を動かしていて、意味もなく見入ってしまう。
いや、この動物的しなやかさは、意味もなく見てしまう
「自然な」動きなんだろうなあ。
面白い、まあそうだけど、それだけではない何かを感じてしまう。

当然のごとくレコードにあてて「マイム」しているはずだけど、
でも現場では本当に演奏しているであろうことが想像される
リアルな「ライヴ」映像。
 
気に入りました。
すごい、こんな映像があったなんて。

さて、このクリップが入ったDVDなどは出ないのかな・・・(笑)。


04


薔薇の記事なのに薔薇の写真が少ないことに気づき、
先ほど急きょストロボを使って夜間撮影しました。

たまにはいいかな。

さて、クイーン1枚目、アルバムも久し振りに聴こう。
(今は届いたばかりのシューマン交響曲聴いていますが)。


最後はもちろん3ショットですよ。


05


さて、この中で”Liar"は誰?

いない、はず(笑)。





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