鳥の古巣を見つけた
01
スノーシューで歩いている時、鳥の古巣を見つけました。
夏は笹が生い茂って入れない緩斜面の木にありました。
直径8cm、深さ5cmくらいかな。
よく見るとビニールひもも巣材として使っています。
ビニールひもが野山にあるような状況はあまりよろしくないですが、
野鳥は意外とよくビニールひもを巣材に使います。
柔らかくて加工しやすいのでしょうね。
この巣も、器用にひもを使って3本の枝に固定しています。
何の鳥の巣だろう?
02
絵本「鳥の巣の本」で見てみると、どうやらメジロのようです。
大きさ、形、枝への固定の仕方がこの絵本にある通りでした。
もちろん、この本に載っていない鳥の可能性はありますが、
数が多いカラ類は木の穴やうろなどを使うようです。
03
中をのぞくと、雪がうっすらと乗っているだけ。
絵本と見比べると、この巣は若干薄いように感じられ、
もしかして途中で放棄されたのかもしれない。
実際に見て、これじゃ熱が逃げてしまうのではと思いました。
この木も実は傾いていたのも気になるところ。
(傾いたのは後の話かもしれないですが)。
スノーシューで夏は入れない場所に行くと、
いろいろな発見があります。
04
こちらはクマゲラが作りかけてやめた巣穴。
昨年5月、雄のクマゲラがこのケヤマハンノキの木に飛んで来て
雌を呼ぶように大きな声で何度も鳴くのを見ました。
しかしその時は笹が生い茂ってこの木に近づくことが出来ず
(物理的に不可能なわけではないけれどダニがいたりするし)、
散策路からは穴が見えなかったので、雄のクマゲラが果たして
巣を作っていたかどうかは確認できませんでした。
そしてこの冬、スノーシューで近寄って確認できました。
深さはどれくらいあるか分からないですが、
ここはもうクマゲラは巣として使用しないだろうな。
しかし、ヤマゲラやゴジュウカラが利用するかもしれません。
さて犬たち。
05
ハウは穏やかですね、こっち向かないけど・・・
06
マーサは最近いつも耳に雪が着いている・・・
07
ポーラの名誉のために言いますが、
たまたま目を瞑った瞬間が撮れただけです・・・
08
日差しもだいぶ暖かみが出てきたように感じますね。
関連記事