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ニッパー君のストラップをHMVで買いました!
今回は、タブー、とまではいかないけど、
あまり触れないようにしてきた話題に、あえて触れてみました。
僕が「苦手な」アーティスト
僕は、音楽の記事をいろいろ書いてきていますが、
別に評論家ではないし、わざわざ書く必要もないので、
「苦手な」アーティストについては、触れないできました。
もちろん、
僕も人間ですし、「苦手な」アーティストはいます。
なんでもかんでも聴いているように思われるかも、ですが・・・(笑)。
でも一方で、個人の思いを綴るBLOGだから、
「苦手な」アーティストに触れても構わないのではないか、
という思いも以前からあって、今回はそれに挑戦してみました。
ただし、「苦手な」アーティストについては、
記事を読んでくださるかたがそのアーティストがお好きな場合は、
そのかたを傷つけることにもなりかねないので、
そこは気をつけて書き進めたいと思います。
そもそも、「苦手な」という言葉自体、緩めた表現を使っていますし。
それから、「苦手な」というのは僕の場合、
前段階としてMTVやラジオで1から数曲をしっかりと聴き、
その上で、
最低1枚はCDを自分のお金で買って聴いてみて、
でもやっぱり合わなかった・・・というもので
決して「食わず嫌い」ではない、ということだけは強調させてください。
「食わず嫌い」であればそもそも、話題に出来るはずもないですし。
だから、MTVで複数曲を聴いて知ってはいるけど、
CDを持っていない人については、取り上げません。
そして、そうした中から、かつては「苦手」だったけど、
好きになったアーティストも多数ありますが、
それもさらっと紹介します。
さて、もう一度ここで、お読みになる前に・・・
僕が「苦手な」アーティストをお好きな方へ、
これはあくまでも僕個人が思うところでありますので、
笑って読み飛ばしていただけるとさいわいです。
もちろん、お読みにならなくても構わないですが・・・
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僕が「苦手な」アーティストは
3人います。
◎1:エルヴィス・コステロ
何が苦手かというと、ううん・・・
生理的に受け付けない、という以外にないかな。
なんていうと話が終わってしまうので少し細かくみると、
声と歌い方はどちらも苦手です。
どちらかだけならまだ大丈夫だったのかもしれません。
もうひとつは、コステロ側の問題ではなく、
僕のへそ曲がりがそうさせたものです。
高校時代、クラスに、コステロが大好きな人がいました。
僕は当時はビルボードヒットチャートで上位にくる
大物ばかり聴いていましたが、その話をその人にすると、
「コステロとか、もっとまともなもの聴いたほうがいいよ」
というような趣旨のことを言われたんです。
それで反発しないわけがありません(笑)。
その後もテレビではことあるごとに紹介されていて、
Everyday I Write The Bookや
Accidents Will Happenはいい曲だなと思って、
少し傾きかけた頃もあったのですが、でもなんとか、
接点がないまま高校を卒業しました。
しかっし。
幸か不幸か、コステロはその後、
ポール・マッカートニーと一緒に曲作りを始めたんです。
ポールのアルバムに参加する分については、
それがあってもなくても買うので問題ないのですが、
コステロのアルバムにポールが参加するという事態が発生し、
さて、どうしたものか・・・
買いましたよ、
SPIKEと
MIGHTY LIKE A ROSE。
ポールも参加した
Veronicaはいい曲で好きですね。
だけどやっぱり、アルバム通しては、聴けませんでした。
ただ、ポールに参加している曲については、
不思議と、あまり抵抗なく聴いています。
(ウィングス時代に他のメンバーが歌った曲よりははるかに・・・)
ポールとコステロのことについては、
そのうちそのアルバムの記事を上げた時に触れます。
その後も彼は、クラシックをやったり精力的に活動していますが、
やはり、その後は買うことはありませんでした。
だけどベスト盤については、我が家では、
大物のベスト盤はひと通り集めたいので、買いました。
でもだけどやっぱり・・・
ただ、ですね。
この記事を書くにあたり、一昨日からコステロのアルバムを
何枚か、何回か聴いたのですが、声はやっぱり・・・だけど、
音自体には、前よりも抵抗感が薄れているのに気づきました。
何年かすると、聴けるようになるかもしれませんね(笑)。
そして、最近DVDが出た
LIVE AIDで(85年のほう)
彼が歌っていた
All You Need Is Love、
これが素晴らしくかっこよく、なるほどそういう人だったのか、
というのが、今さらながらに分かってきてもいます・・・
◆
次に行く前に、閑話休題。
◎
不思議なCDの買い方その1:DELUXE EDITION
まずは次の写真を見てください。
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これ、ユニヴァーサルから出ている
DELUXE EDITIONなるもの。
元々のアルバムに、ライヴなど未発表マテリアルなどを加え、
時にはDVDで映像も加えて2枚もしくは3枚組で
コレクター向きにリリースされていているもので、
DELUXE EDITIONと書いた透明のスリップケースに入っています。
うちの弟は、このDELUXE EDITIONのものであれば、
知らなかったり聴かなかったり嫌いなアーティストのものでも
全て買い集めているのです(前にも話しましたが)。
だからうちには
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このように、弟がまるで聴かないような
様々なジャンルのCDもたくさんあります。
ただし、その中で聴いて気に入って聴き始めるものもありますし、
この写真の中では、
John Coltraneの
A LOVE SUPREME 「至上の愛」は、
僕はジャズはまるで分からないですが、
なんだか分からないけどなんかすごい、と思いました。
だからといってジャズには走らない自信はあるのですが・・・(笑)。
そして、知らないアーティストであっても買うというのは、多分、
本能的に「何かいい音楽がもっとないかな」というのがあり、
そのいいきっかけになると感じているからだと、分析します。
音楽にはきっかけが大事ですからね。
◆
◎2:エルトン・ジョン
エルトンが苦手なのはやはり、
相性というか、生理的に、かな。
他に理由は浮かびません。
強いていえば、歌い方が少ししっくりこないけど、
でも彼の場合は決定的な要因ではありません。
それどころか、大好きな曲はたくさんありますよ。
Goodbye Yellow Brick Road、
Take Me To The Pilot
I'm Still Standing、
I Guess That's Why They Call It The Blues
そして
Candle In The Windなど。
それに、少なくとも表向きは、
ジョン・レノンがヨーコさんとよりを戻すきっかけを作った人で、
ジョンとも共演して
One Day At The Timeなど、
いい曲を残してもいますし。
ほんと、説明が難しいです。
ただ、ひとつなんとなく思うのは、
彼の代表曲にして名曲中の名曲である
Your Songを、
あまり好きではなく、自分の気持ちに近しく感じない
だからやっぱりそもそもの相性なんだろうな、と思います。
ただですね、その曲が入ったアルバムを買って聴いたところ、
アルバムとしてはかなり気に入りました(困ったもんです・・・)。
エルトン・ジョンはしかし、アルバムのほとんどが
音質が改善されたリマスター盤で出ているので、
「CDを買う楽しみ」がまだまだ残っているアーティストなんです。
(余談ですが今はヴァン・モリソンで「買う楽しみ」を味わっています)。
しかし、買ったところで気に入るという保証がない・・・
なんとももどかしい状況が今であります・・・
エルトンについては、恥ずかしい余談もあります。
昔、今の僕の年齢の半分より少し上くらいだった頃、
僕が好きだった女性がエルトン・ジョンが大好きで、
僕もじゃあ好きになろうと努力したのですが・・・
やっぱりダメでした・・・
そういう姿勢はよくないということですね、うん(笑)。
ただし、エルトンに好きな曲が多いのはきっと
その名残りだと思います。
最初に買ったエルトンのCDは、
その頃に買った4枚組のボックスセットでしたから・・・
あ、エルトンが苦手なのは、
別にその想い出とは関係ないですよ(笑)。
ほんとに、相性と生理的な問題以外に
エルトンの場合は思い浮かびません。
と思ったけど、もひとつ。
エルトンは、あれだけのビッグスターであって、なおかつ僕は、
ビートルズのように本など音楽以外の情報には接していないので、
彼の人間性がつかめない、というのはあるかも、
と、ここまで書いて今ふと思いました。
まあ、セレブな生活をしている人みたいですからね。
(多分それだけじゃないとも思うんですが・・・)
◆
もひとつ閑話休題。
◎
不思議なCDの買い方その2:リマスター盤
僕はこのリマスター盤に弱くて、
リマスター盤が出たのを機に買って聴いて大好きになったアーティストも、
イエスや
ラッシュそして今の
ヴァン・モリソンなど多数あります。
中には
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ボニー・レイットのように、まあこう言ってはなんですが、
好きでも興味があったわけでもなんでもないのに、
ただリマスター盤が出ているというだけで買ってみたところ
今や大好きなアーティストになった、という例もあります。
ただし、逆に「苦手」というバイアスもかかっていなかったので、
彼女の場合、どちらかというと「食わず嫌い」だったようです。
今のところ、リマスター盤が出ているのを確認していて
買っていないアーティストとしては、どちらも
ザ・フーの
ピート・タウンゼントと
ロジャー・ダルトリーがいますが、
それはまだ少し先になりそうです。
ただこれ、逆に、例えば
ニール・ダイアモンドや
リンダ・ロンシュタットのように
リマスター盤がいつまで経っても出ないので、
アルバムを聴きたいんだけどまだ踏み込めていない
そんなアーティストも少なからずいます。
まあ、昨年くらいから、
フリートウッド・マックのように、
売れてない頃のリマスター盤はどうせ出ないだろとタカをくくり、
古いCDを買い集めているアーティストもありますが・・・
つくづく、音楽はきっかけた大事だと思いますよ(笑)。
◆
◎3:イングヴェイ・マルムスティーン
イングヴェイ・マルムスティーン、日本では人気ありますよね。
僕は、なんというのかな、あまり響いてこなかったというか。
弟はメタルマニアですが、その
弟が聴かないのが大きいかな。
だから、接する機会もないわけで。
といいつつ、
ODYSSEYは、
弟がちょうどメタルを聴き始めた頃に出たので、
試しに買ってみて、それはそこそこ気に入っていたようです。
もうひとつ、僕はギターを弾きますが下手なので(笑)、
テクニカルなギターに対してあまり執着がない、
というのもあるかと思います。
そしてやっぱり大きそうなのは、僕はそもそも、
こうした「様式美メタル」はあまり好きじゃないのかな、
というのが、ひとまずここでのまとめです。
これも記事にするのに聴いたんですが、
前よりは抵抗がなくなっていました、やはり。
やばいかな・・・(笑)・・・
◆
最後に、かつては苦手だったけど、
今はそれを脱したアーティストも。
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まずは
ザ・ドアーズ。
高校時代にテレビで観て聴いた
Light My Fireが気に入って
ベスト盤LPを買ったところ、テレビのものとは違う長いバージョンで、
まずは出鼻をくじかれた感じがしました。
聴いてゆくとやはり、最初は
ジム・モリソンの声も苦手で。
しかし最大の理由は、
ベーシストがいないからです。
僕はともすればギターよりベースにこだわりがあって、
ベースが歌うような曲は大好きなのですが、
ベースがいないなんて信じられませんでした。
音楽的にはキーボードの低音部がその代わりをしているのですが。
ただ、10年くらい前に、
写真にある全アルバムが入ったボックスセットを買って
聴き始めたところ、音楽的には気に入ってきました。
元々、
The End、
Love Me Two Times、
Hello, I Love Youなど、
曲単位では好きな曲も多かったですし。
が、今回記事を書くのに1枚聴いたところ、
また少しモリソンの声に抵抗が出てきたような・・・
今の自分の音楽の流れからしても少し違うし(落ち着きがない)。
◇
次、
シン・リジィ。
こちらも
フィル・ライノットの声がダメでした。
多分、モリソンと同じ傾向の、僕が勝手に表現しているところの
「呪い声」系の声は僕には合わないのかもしれない・・・
ちょっとラップぽい歌い方が混じるのも、昔は受け入れられなくて。
しかし、アイリッシュであるというのがなんとも気になり、
音も僕好みのハードロックで、興味はありました。
そんな時たまたま、中古レコード店で、
リマスター盤の中古CDが一気に3枚あったのを見つけ、
それを買って聴いたら良くて、やがてむしろ好きになりました。
ああ、結局、きっかけなんてそんなもんか・・・(笑)・・・
◇
もうひとり、
マイケル・マクドナルド。
ああ、
やっぱりやっぱり声が苦手でした。
なお写真06でポーラが紹介しているのは、
ザ・ドゥービー・ブラザースの
MINUTE BY MINUTEですが、
僕の場合、ドゥービーの音が彼の加入によって変化した
ということはひとまず関係ありません。
リアルタイムで最初に接した彼は既に、
ドゥービーが解散した後のソロでしたから。
ただやっぱりというか僕は、ドゥービーは、
彼の加入前の方が好きではあります・・・
彼の場合、数年前に出したモータウンの名曲のカバー集、
これを聴いて、ようやくその声が素晴らしいというか、
僕にとっては、この声はそういう曲を歌うとフィットする、
と感じました。
ちなみにドゥービーは数年前から聴き始めたばかりです。
◇
もう1枚後ろにいるのが、
ポール・サイモン。
これはかつて
そのアルバムの記事で詳しく書きましたが、
元々高音が苦手でしたが、今はもう大丈夫です。
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なぜか挑発的に見えるハウ・・・(笑)・・・
とまあ、つらつらと書いていたら、すっかり長くなりました。
結局、どこがどう苦手というのはうまく説明できませんでしたが、
「好き嫌い」というのは、そういうものなのかもしれません。
いつにもましてまとまりがない文章、
最後までお読みいただき、ありがとうございました。