どうして「スノーシュー」というのか?

guitarbird

2015年01月24日 20:29

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今日はA公園で、スノーシューを履いて歩きました。

散策や探検といった大がかりなものではなく、
「森の家」の周りを歩いて雪ならしといった程度ですが。


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今週も結局のところよく降りました。

6日前の日曜日に比べて20cmは雪が増えたかな。

でも、午前中は天気がよかったし、新雪の上を
スノーシューで歩くのは、楽しいことは楽しいですね。


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目標は、今週は未踏のこの丘に道をつけること。

この丘のヨーロッパトウヒにはカラ類がよく来て、
近くで撮影しやすいポイントなのです。


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いちばん大きいスノーシューでは、重たい僕が履いても
やっぱりそれほど沈まなくて心強かった。


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狭い場所なので、すぐに道はつきます。

何か言っていることが大袈裟でしたでしょか・・・


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林の中は、常緑で葉がシェルターになっていて、外より雪が少ない。

でもこれだけ積もった、ともいえるのですが、今年の札幌は
同時期で比べると平年より雪が30cm以上多いそうです。


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スノーシューなしではこのところ近寄れなかった、
ヤドリギがたくさんついた大ハルニレの真下に来ました。

もう実がほとんどなくなっていて、ヒヨドリが食べに来るくらい。

そういえば今日はヒレンジャクもキレンジャクも確認できなかった。


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道をつける時は、同じ道を最低2回歩きます。

左足で踏んだ部分と右足で踏んだ部分、
2回目には反対に踏んで歩くためです。


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しかし、スノーシューを脱いで長靴で歩くと、
見事に埋まり、とても道にはなりません。

そりゃそうですよね、だってスノーシューって、
あまり沈まないように歩くものだから、雪に対する圧は低いわけで、
こうなるのは予想はできていました。

もう少し小さいスノーシューを履いて圧を強めればよかったか。

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冬しか見られない光景、シラカンバ越しの円山。
それ以上に計算違いだったのは、
雪が思ったよりも深かったことでした。

一度気温がうんと上がって凍ってくれればいいのだが・・・

いや、ある程度スノーシューで歩いた後、地道に長靴で踏もう。


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歩いている間、都合よくカラ類混群が来て、コゲラを撮れました。
今年はほんとにコゲラ運がいいようで。


ところで、どうして「スノーシュー」というのか?
「スノーシューズ」ではないの?

先日ふと疑問に思い、ネットで調べたところ、なんてことない、
英語のWikipediaではちゃんと"Snow Shoes"とありました。

つまり「スノーシュー」は日本人お得意の複数形にはしない、
というだけのようだ、と、調べた当初は思いました。

しかし、この場合、ただ単に複数形にしなかったのではなく、
「スノーシューズ」と書くと、アウトドア用の西洋かんじきではなく、
雪道を歩く用の靴の形をした靴だと勘違いされるからではないか、
というのが僕が考えたことでした。
そうですよね、靴は普通に「シューズ」と言いますからね。

もうひとつ「スノーシュー」の方が、少なくとも日本では
スマートで響きがいいように感じられるからではないかな。
或いは、「シューズ」にしないことで、それまでにはなかったもの
という感覚を呼び起こさせやすい、など。

とまあ、あくまでもこれは僕の考えです。


さて犬たち。

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ハウを中心とした3頭。

ちょっと面白い構図で撮れたけど、この時はシャッター速度優先で
あまり絞れておらず、マーサとポーラにはピントが行っていません。

犬たちを撮る時は通常シャッター速度優先=TVで撮っていますが、
咄嗟のことで絞り優先=AVに切り替えることができませんでした。


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仕方がないので、ポーラは単独でもう1枚。

いや、特に気にしてはいないようですね(笑)。


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マーサも単独で1枚ありますよ。

最近、服を着ているのを見慣れたせいか、
脱いでいた今朝は、なんだか寒そうですね。



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