さっぽろ雪まつり第40回国際雪像コンクール

guitarbird

2013年02月09日 20:11

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さっぽろ雪まつり 第40回国際雪像コンクール

雪まつりでも僕が特に楽しみにしている国際雪像コンクール。

今年も見てきました。

前半は、参加11チームの雪像を紹介してゆきます。

なお、写真の順番は、順路に添って見る順番になっています。



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フィンランド 「鳴き声がきこえますか?」


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インドネシア 「バリ島のダンサー」


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シンガポール 「ガイアを救おう」


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タイ 「自然からの芸術家」


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姉妹都市大田広域市(韓国) 「千年の夢」


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マレーシア 「賢いオランウータン」


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ハワイ(アメリカ) 「PUA’A(ブタ)のサバイバル」


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台湾 「三太子(哪吒 なた)」


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スウェーデン 「凍った荒野」


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姉妹都市ポートランド市(アメリカ) 「オレゴンのワイルドドライブ」


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ニュージーランド 「マウイと太陽」


以上、11作品でした。


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会場の様子。

昨年まではこのようには撮れなかった。
今年はオリンパスの12mm、光学換算24mmで撮れました。



コンクールの結果は後半で発表します。

その前に、入賞を逃した中から、僕が特に気に入ったものを。


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マレーシアのオランウータン。

顔のつくり、表情、毛の感じがいいですね。


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ハワイの豚、イノシシみたいですね(同じ仲間ですが)。


お気づきの通り、気に入ったのは結局どちらも動物です・・・(笑)・・・


さて結果発表。


☆第5位

シンガポール 「ガイアを救おう」


☆第4位
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スウェーデン 「凍った荒野」

スウェーデンはだいたいいつも、観念的というか哲学的というか、
とにかく抽象的なイメージの作品を出しています。



☆第3位
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インドネシア 「バリ島のダンサー」

雪像の出来ももちろんですが、これは一般的にも有名で
そのイメージが伝わりやすかったのでしょうね。


☆準優勝
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フィンランド 「鳴き声がきこえますか?」

バッタと思われる虫が見つめる葉は、ブナ科の何かでしょう。

そのバッタについて、たまたま先日読んだ本では、
有名なイソップ寓話「アリとキリギリス」のキリギリスは、
虫の鳴き声に慣れ親しんだ日本人向けのものであって、
英語では"grasshopper"であるという話を読みましたが、
この雪像の説明文でも、英文は"grasshopper"と記されていたのが、
日本語では「キリギリス」となっていました。

つまり、西洋の人には、あまり違いが分からないのかな。

しかし、これが入賞したことについて考えました。
西洋の人にとって虫とは以前はあまり関心がなかったのが、
最近は自然への興味が高くなってきたことで、
昔はただの雑音だった虫の声も、今では声として聞こえて、
何かのメッセージを発していると感じられる、その辺の
西洋の人の意識改革が根底にあるのかもしれない、と。

ビートルズのSun Kingも冒頭に虫の音のSEが入っているけど、
あれも向こうの人には単なる雑音でしかなかったというし。

端正に作られ、見ていて気持ちがいい雪像でした。


☆優勝
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タイ 「自然からの芸術家」

僕は結果を知らないで見ていましたが、
最初からこの雪像にいちばん引かれました。

象が大好きですから(笑)。

でも、それ以上にやはり雪像として迫力と説得力があります。

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象の皮膚のひだひだしわしわの感覚がリアルで、
さすがは象が身近にいる国だなと思いました。

これはぜひ触ってみたかった(笑)。

僕はBLOGを初めてから毎年このコンクールを記事していますが、
この像の雪像が今まででいちばん気に入りました。

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あまりに気に入ったので、後ろ姿も1枚(笑)。

火曜日にはなくなってしまうのがもったいない。
まあそれはどの雪像も同じだけど。

明日も撮りに行こうかな(笑)。


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今年は11チーム、僕が見た中で多かったのは16チームだったかな、
特にヨーロッパの国が今年は少なかったのが残念なところ。
そしてやはりというか、恒例の国も今年は出ていなかった。

それでも、1時間近く会場で楽しく過ごすことができました。

会場は西11丁目、世界各国の食のブースもありますよ。
僕が行った時は朝でまだ開いていなかったけれど(笑)。


さて、うちの犬たちも最後に入れておきます。

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ポーラはやっぱり家の外で・・・


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ハウはA公園の雪の上をハイキー調で。




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