アイアン・メイデン新作を聴いてます!!!!!!

guitarbird

2015年09月04日 21:29

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THE BOOK OF SOULS 
Iron Maiden
魂の書 
アイアン・メイデン

(2015)

待ちに待ったアイアン・メイデンの新作が出ました。
今まさに聴いています!!

5年振りの新作THE BOOK OF SOULS 「魂の書」
CD2枚組、90分、最後は18分の曲が控えるまさに大作。

5年の間に、いろいろなことがありすぎた。

2011年3月11日。
アイアン・メイデンは翌日からの日本ツアーのために韓国から
ブルース・ディッキンソン自らが操縦する「エド・フォース・ワン」で来日。
しかし、まさに成田空港に降り立とうとした14:46分、あの大地震が。
彼らの飛行機はセントレアに降りるよう指示され、
なんとか日本の地を踏んだものの、コンサートはすべてキャンセルとなり、
次の目的地メキシコへ向けて飛び立ちました。

あの日、弟は飛行機を見に成田空港に行き、一晩足止めをくらい、
翌朝ようやく東京に帰ってきました。
電話は15時半頃まで通じ、状況を把握し安全は確認できたのですが、
やはり一晩不安でした。

その後彼らは欧米を回り、昨年には次のアルバムを
制作中であることが発表されました。

しかし、今年2月。
ヴォーカルのブルース・ディッキンソンが舌癌で治療していることを公表。
ショックでした、心配でたまらなかった。
 
しかし夏前に、彼は癌を克服し、医者から活動再開の許しが出て復活。

そして新作のリリースが全世界9月4日と発表される。
この新作も、おそらくほとんど完成していたものを、
ブルースの闘病に合わせてリリースを遅らせたものと推測されます。

少し前、洋楽の新譜CDリリースが全世界で金曜に統一、
という話題を記事にしました。
今回これも、全世界9月4日に発売。 国内盤を予約しましたが、
やはりこのことに話題が及び、今までなら前日渡しが出来たのですが
と言われました。

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そして今日!

アイアン・メイデン英国ファンクラブ会員の弟は、わざわざ休みを取り、
予約した店に朝9時前に着くように出かけたそうな。
 
実は、今日はその弟の誕生日。
自分の誕生日に、自分がいちばん好きなアーティストのCDが出るなんて
こんな嬉しいことはないだろうし、今後もうそういう機会はないかもしれない、
だから仕事を休みたいのも分かっていただけるかと(笑)。

僕は仕事でしたが、早く聴きたく、帰宅して調理する必要がない献立にしました(笑)。

 
ここでアルバムの中から1曲、
You-Tubeで上がっているSpeed Of Lightです。





最初の印象。
「70年代ハードロックっぽい」
メイデンでそういうのはなかった。
そりゃそうだ、デビューが1980年だし、常に前に進んでいたから。
 
アルバムのざっくりとした感想も、どこか70年代ハードロックぽい。
 「魂の書」というタイトルのごとく、ここで音楽の遍歴を
一度まとめてみた、ということかもしれない。
 
かと思うと、思いっきりNWOBHMの初期に戻ったような曲もある。
 
そうか、前のアルバムで宇宙に行ったのが、今回は戻って来たのかな。
(前のアルバムが良くないという意味ではありません、念のため)。

「メイデン大先生」である弟によれば、
POWERSLAVEの頃の感じの曲が多い、とのこと。
そうですね、CD2枚目の1曲目もそうだし、
僕も1枚目の真ん中辺の曲でそう感じました。

ある面、予想というか期待した通りの音でほっとしました。
 
それにしても、ブルース・ディッキンソンが元気でよかった!

これから毎日聴くつもりですがなんせ曲の覚えが悪い僕だから、
なんとかひと月以内に記事を上げられればと思います。


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ところで余談ですが、全世界同時発売はいいですね。
今までは、好きなアーティストほど早く聴きたい、
そのためにはどうすればいいか、輸入盤が国内盤より早く入るのか、
などと悩みました。
でも、全世界同時なら、日本盤を買えばいいだけの話ですからね、
日本も全世界に含まれているのであれば。

なお、弟は国内盤の限定盤、UK盤の限定盤も予約注文していますが、
今日はまず聴くために国内盤通常盤だけを買いました。






そうだ大事なこと、コンサートの話。
先日、この秋からの世界ツアーの予定が発表されました。
欧州、北米中南米などの後、日本には4月下旬に来るようです。
詳細はまだですが、これは行ければ行きたいな。
なお、そのツアーの記事で、日本について"Long waited"と書かれ、
わざわざ改行した最初に日本のことに触れていました。
やっぱり、あの大地震で、日本にまた新たな思いができたようですね。

今年も、僕の中で核になる人の新作が複数リリースされました。
新作を聴く楽しみは、何にも代えがたいですね。

さて、実はまだ1回目が終わっていないのですが(笑)、
今日はもう1回は聴けないかな、明日朝が早いことだし。
まあこの辺は、齢をとって気持ちが落ち着いた部分でしょうね。
若い頃なら眠くなるまで何度も繰り返し聴いたものです。


【追伸】

最後のその長尺ものまでたどり着きました。
これがなんとピアノから始まるではないですか。
メイデンでピアノは初めてではゃないか、と弟の弁。
やはり彼らは「戻った」のではなく、先に進んでいるんですね。
 

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