ジュウイチと申します

guitarbird

2013年09月10日 23:16

01


かなり久しぶりに野鳥の話題。
自分でも忘れていました・・・

N公園でジュウイチを見ました。

森の中で、低く飛んで短距離を移動することを繰り返していた
ハトより少し小さいくらいの鳥を発見。

最初はタカの仲間のツミかと思いましたが、
よく見るとジュウイチでした。


02


池を背景にした木に移動。

ジュウイチはカッコウ科の鳥で、コルリなどに托卵します。

托卵とは、他の鳥の巣に卵を産んでその巣の主の鳥よりも
先に孵化し、その鳥の卵を巣から出して親に育てさせる、
という生存戦略のこと。

擬人化していえば、ずるい、というところでしょうか。

日本では夏鳥。
山野の深い森林に生息し、開けた場所にはほとんど出てきません。

N公園は山の出口の辺りですが、それでもジュウイチが
普通にいるような場所ではありません。

これは体が細めに見えたことから、おそらく若い個体と思われ、
巣立って南に渡る前の拡散している時期のため、現れたのでしょう。


03


ジュウイチという名前は、鳴き声が「十一」に聞こえるから。
決してサッカーの"Eleven"ではありません(笑)。

夜にも鳴く鳥で、以前、山の中で車中泊をしていた時、
夜中に大きな声で鳴いていたのは驚き、恐かった・・・

山に行った時は声を聞くことがあるけれど、
姿を見たのは僕も今日が2回目、なかなか見られない鳥です。

初めて見たのは数年前のA公園でしたが、春の渡りの時期に
通過しただけで、A公園でも記録もそれ一度しかありません。
その時は見ただけで、写真を撮れたのは今日が初めて。

しかし今年は、円山で鳴いているのを初めて聞いたほか、
他の場所でも今年は例年よりよく声を聞いたように感じています。

なぜかは分からないけれど、鳥にもそうした動きはあります。


04


写真について、今回は断り書きをしませんでしたが、
04までの写真はすべてトリミングしています。

EOS-6D+EF300mmF4LISで撮影したものですが、
フルサイズのため、画面の中での鳥の大きさが、
7Dよりも小さくなります。

しかし、画質がいいので、トリミングして大きくしても
じゅうぶん見られる写真になっています。

鳥の話に戻って、秋になって鳥たちの移動が本格化し、
そろそろ、いろいろな鳥が見られる時期になります。

夏の間は開店休業していた鳥の写真(笑)、
これからまた記事で増える、ようにしたいです。


さて犬たち、今日は庭先での風景。

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ハウ、ちょっと間抜けな表情をフラッシュ使用で撮影。


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マーサ、落ちていた枝を夢中で噛んでいます。

噛んで遊ぶのはまだまだ子ども、と言いたいけれど、
ハウも木の枝を噛むのは今でも好きです。


07


ポーラは外で撮ったのかどうか分からないですが、
光の具合いが、外、という感じがしませんか!?

そうそう、ポーラも枝で遊びます、意外かもしれないですが(笑)。







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