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2017年02月13日

ふらの演劇工房 「走る」 富良野公演

01
ふらの演劇工房 「走る」 富良野公演

先月、観劇を初体験してきました。

ふらの演劇工房 富良野GROUP特別公演

「走る」

倉本聰(作・共同演出)、中村龍史(演出)

"Woman"が富良野塾からずっと倉本さんの芝居が好きで、
会員になりほぼ毎年富良野に観に来ている。
今年は僕も初めてそこに加えさせてもらいました。

チラシにある惹句を書き出してみます。
(文字は倉本さん自筆のものと思われます)。

人は何のために走るのか
何に向かって走るのか


人生を1年ごとのマラソンに見立て、走りながら生きてきた人々の
葛藤や苦悶そして楽しみを描き出すもの。

会場は富良野市内にある富良野演劇工場。
19時開演、18時半前に会場に着きましたが、
車が次々と駐車場に吸い込まれ、人々が会場に歩いてゆく。
ここから僕は初体験、人間ウォッチングも面白かった。
年齢は老若男女ちらばっていて偏りがない。
街中の人をそのまま切り取って持ってきたといった感じ。

中に入るとグッズ売り場などはもうひとだかりがあって、
買い物する人、劇関係者の知り合いと話し込む人などなど。
お祝いの花にはファイターズの栗山監督、稲葉さんの名前も。
一応北海道民の僕も、ああこれもまた北海道なんだなあ、と。

10分ほど前に指定席に着きました。
さすがは会員、前から4列目くらいで舞台の役者さんの顔が
よく見えそう。

19時頃、「工場長」さんが出てきて説明する。
携帯はマナーモードではなく電源オフにしてくださいと。
電源を切ったことがない人も結構いるので、分からなければ、
手を挙げて全機種対応の私に遠慮なく聞いてくださいと。

会場のライトが落ち、劇が始まる。

最初に老人が出てきて、ぼやくような口調で
日本人は戦後から高度経済成長期にかけて走り続け、
今でも走り過ぎている、という主旨のことを話す。
老人もかつてはそうだった。
だから、それを続けなければ生きていけないことにも理解を示す。
老人は劇の節目節目にでてきて、若者のマラソンを
温かいまなざしで追い続けながら応援している。

マラソンが始まると、役者さんは走り続ける。
走りながらの台詞、実際にかなり鍛え上げられている。

スタートした後は、各選手が何度かステージに出てきて、
その人の事情を話し、物語の進行に応じて各個人の話も進んでゆく。

先頭グループは男女数人の争い。
出世をめざしたライバル心が激しく燃える。
先頭の女性ランナーが転倒するとスローモーションになり、
何人かがその女性を踏んづけながら先に進む。
ひとりの女性は悪いことをしたと後で罪悪感に見舞われるが、
それでも走り続けなければならない。
やがてその女性もまた抜かれて倒れてしまう。

PKOで戦地に出向かなければならない自衛隊員男性も走る。
何のために戦地に行くのか分からない。
家族のことが気がかりでならない。
この辺はいかにも倉本さんという風刺。

3.11で家が被害にあった女性は、もう何を考えても
そこから抜け出せなくなり、背負ったものの大きさを再認識する。

全盲の娘がマラソンに参加したいというので自分自身も
マラソンを始めた50代の男性。
父子2人は手と手をたすきで結びながら走る。
最初は父さんも軽快に走っているが、娘が体力的に勝っていて、
自分はついてゆけなくなり、近くにいる男性にアシストランナーを
受け継いでもらえるようお願いする。
最初に声をかけた男性は女声目当てであることがミエミエ、
危ないので健全そうな他の男性にたすきを渡し、
娘はそれからその男性と一緒に走る。

仲のいい夫婦、どこに行くにも一緒にいたいという妻。
夫も最初は軽快に走っているが、やがて疲れてくる。
走ることだけに疲れたわけではない、それ以上に・・・
この辺の男女の機微が面白い、ああやっぱりか、と思う。

ぽっちゃりした女性は痩せるために走っているという。
から揚げやおまんじゅうはもう食べないと最初に宣言するが、
何度か出てくる度に「から揚げ食べたい」「おまんじゅう食べたい」
と呟きながらステージを駆け抜けてゆく。
この人が出てくるとなんだかほっとする。

前を走る女性のお尻を眺めるのが趣味という不届きな男性も。
そういう人ってほんとにいるのかな? 
分からないですが、そう思わされたところで倉本さんの勝ち(笑)。

若い男性、お姉さんに勧められてマラソンを始めたが、
お姉さんが交通事故死してしまい、ひとりで走ることに。
しかしきっかけだった姉がいなくなったことで目標を失い、
マラソンはただ厳しいだけのものになりかけていた。
そこに姉の「幻」が現れ、応援する。
姉弟には家族のことを顧みなかった父に対する反発があり、
姉には弟を一人残してしまったという自責の念もある。
弟はなんとかまた走り始める。

背の高い男性ともうひとりの男性の組。
もうひとりの方はずっとひとりだったのが昨年
かなり年下のカノジョが出来たと嬉しそうに話す。
前を走っていた背の高い男性は、私も恋をした、男性に、と。
もうひとりの方はそこえ動きが固まり、2人に距離ができる。
しかし彼は、「その世界」にだんだんと理解を示し、ちょっとだけ
興味も出てきた様子。
やがて背の高い男性は「感染症」で命が長くないと告白する。
彼が汗を拭いたタオルをもうひとりが受け取る。
忌避せずに受け取った人は初めてだと背の高い男性は感激する。
彼は劇の中では死なない、でも、どうなったんだろうって、
終わってから考えるようになりました。

後半、おじいさんの独白。
高度経済成長期に走り続けてきた人たちがいたからこそ
今の日本がある。
走り続けたのは悪いことではない、よかったんだ。
そこでステージが明転し、スーツ姿のサラリーマンが走る。
50人はいたかな、眼鏡をかけ鞄を持って走る。
そこのシーンで会場から自然と拍手が沸き起こったのは
僕も感動しました。
劇というよりも、走り続けてきた日本人の先達への
敬意を込めた拍手だったと僕は理解しました。
ここでエルガー「威風堂々」第1曲の有名な旋律が流れ、
感動が広がってゆきました。

ゴールのシーン。
関係者が周りを囲み、テープを持って待っているところへ
ランナーがひとりひとり走り込んでくる。
ここは涙が出そうになりました。
実際にマラソンを観ているとゴールでは感激しますよね。
劇の中にスポーツの要素を取り入れたのは上手いと言うか、
結局、人間がすることには感動するものなのだと。

ほとんどの人がゴールし、もう終わったと思われたところで、
最初に倒れて踏んづけられた女性が現れる。
よろよろになりながらもゴールに向かって歩んでゆく姿に、
かつて蹴落としたライバルも拍手を持って迎える。

籠になぜかネギが入った自転車を押しながら老人が現れる。
マラソンは終わった。
束の間の休憩の後、しかし、彼らはまた走り始めなければならない。
老人はもう走るのをやめるという。
走る若者をこれからは温かく見守ってゆくことにした。

走る若者がまた何人か現れ、
ヴァンゲリス「炎のランナー」が流れる。

終わり。

会場の外に出ると、倉本聰さんがサイン会をしていました。
僕たちは少しゆっくりめに会場を出たので、その時既に
4、50人ほどが列を成していて、サインをもらうのを諦めました。


02
ふらの演劇工房 「走る」 富良野公演

観劇翌朝の富良野市内の風景。
よぉ~く見ると富良野線の列車が写っている、
実は「撮り鉄」写真でもあるのです、はい(笑)。

ここからは感想。

まずは感激自体初体験の感想から。

生身の人間がやっていることの素晴らしさ。
テレビでも映画でもない、舞台は3次元の世界。
走ったり倒れたりという音のリアルさがまるで違う。
ステージとの距離感、役者さんの間の距離感など、
これも2次元では感覚として伝わってこない、想像はできても。
ここに僕はまず感動しました。
映画では、家の小さいテレビよりも劇場の大きなスクリーンで
観る方がいいとよく言われます。
もちろん僕はそれを否定するものではありません、まったく。
でも一方で、画面が大きくても小さくても映画は2次元に違いない。
映像作品と生の舞台の最大の違いはここでしょう。
同じような劇でも、映画と舞台ではそもそもが違うものなのだ
という当たり前のことを理解しました。
音楽でもレコードとライヴは違うものですからね。
今回はとりわけ役者さんが舞台で走る劇だっただけ余計に、
音のリアルさを頭ではなく体で感じることができました。

ゲイの男性を演じていたのは水津聡という役者さんですが、
"Woman"がかつて彼にご執心だったと終わってから聞きました。
倉本さんのテレビドラマでも何度か出ていたそうですが、
そういう人がいる、見つけるのも楽しみのひとつでしょうね。

おじいさん役は久保隆徳という役者さんで、
「優しい時間」にも出ていたのだそうですが、実は僕、
そのドラマはまだ観たことがない。
道民なのに何をやっておるのだと怒られそうですが(笑)、
今度ケーブルテレビで放送したら録画して観ます、はい。

そのおじいさん、最後の方で
「わしはもう走るのをやめることにする」と話した時、
僕はドキッとさせられました。
もしかして死んじゃうの・・・?
そういう意味ではなく、これからは悠々自適に生きたい
ということなのでしょう、よかった死ななくて。

"Woman"の話をもうひとつ。
途中で踏みつけられた女性を演じていた女性は、
ふらの演劇公房のエース格の女優さん。
その人が劇の前半早々にいなくなってしまったので、
これはきっと何かあると"Woman"は思ったのだそうで、
その通り、最後よれよれになりながらも完走しました。
なるほど、そういう観方もありますね。

「威風堂々」のところで走っていたサラリーマンはすべて
エキストラですが、なかなか人が集まらなかったという。
50人くらいいてそれでも迫力があったのですが、これが
100人とか200人集まっていてもみんな採用していたのだろうなあ、
そうだともっとすごかっただろうなあ、と思いました。

最後の「炎のランナー」、来ましたね、感動しました。
やっぱりこの曲かという安心感。
「威風堂々」とこれ、とりわけ有名な曲を使うことで、
メッセージに普遍性があり、直で伝わってくるものがありました。
富良野近辺では1月にこの曲のCDが数枚は売れたでしょうね。

もうひとつ感動したこと。
富良野には文化が根付いている。
ハコモノだけではない、人々の意識、もうこれは文化。
僕たちのように札幌をはじめ道内各地や道外からも
来ている人は結構いたと思いますが、一方で、
仕事が終わってそのまま来ている人が多かったことでしょう。
みんな地元を応援し、誇りに思っている。
会場で配られた「走る」富良野公演を応援しています、
というチラシには、地元の多くの企業(支店含む)・お店・個人の
名が連ねられ、中には「皆空窯」「麓郷木材」といった
倉本さんのドラマ関連の名前もあります。

倉本聰さんは、「北の国から」が終わっても何かが富良野に
残るようにという思いがあって演劇公房を始めた。
それが確かに根付いたのだと感じました。
富良野の人は何と豊かな生活を送っているのだろう、と。
僕も富良野がますます好きになりました。
ええ、いいんですよね、富良野、なんだろう、行く度に
土地の持っている強い力のようなものを感じます。

「走る」は富良野で1月15日~22日の間に何度か上演された後、
札幌を皮切りに全国で順次上演されています。
昨日2月12日は岡山、明日14日は京都、愛知と続き、


さてここで2曲続けて。




 威風堂々第1曲

1'53"のところからからの有名な部分が使われました。
日本ではここだけを「威風堂々」と呼ぶこともあるが
本来は5曲全体が「威風堂々」だという。





 炎のランナー

最後に私事、人との輪が広がる、
なんて周り持った言い方せずに書くと、"Woman"のおかげで
観劇という新たな楽しみを体験できたのはよかった、感謝です。


最後は今日の犬たち3ショット。

03
ふらの演劇工房 「走る」 富良野公演

この中に少なくともおひと方、私は絶対に走りたくない、
という方がいますが、言わなくても分かりますね(笑)。







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この記事へのコメント
ギタバさん、こんばんは。

偶然のこじつけですが演劇が苦手な拙者も「走る」の
練習風景をテレビで観ました。
たまたま見てたNHKのプロフェッショナルに倉本さんが
出てたのですが、そこで若手の役者たちに「今必死で
やらなければ人生はあっというまに過ぎさるんだぜ」みたいなことを
倉本さんが語気を荒げて叱咤してたのが印象的でした。
あと彼が身ひとつで富良野にやってきた経緯なども
紹介されていてなんだか玉置浩二が地元に蟄居して
「田園」を生み出したエピソードなんかとだぶったなぁ。
まぁ、それはともかく元締めも新しい出会いから
新しい世界が広がっていかれれるのをこうして
ブログで読ませてもらえるのが楽しいねぇ▽・。・▽ワン!

今夜は奇特にもショスタコーヴィチ交響曲8番
レニングラードフィルを聴きながらスコッチでも
啜らせてもらいまっせ。
Posted by ぽちわかや at 2017年02月13日 20:23
ぽちわかやさん、こんばんわ
偶然ですが私もその番組観ました。
しかも偶然の偶然で自宅ではないところに居た時に・・・(笑)。
そうそう、富良野に来た経緯が私も興味深かったです。
「前略おふくろ様」は母が大好きでよく観ていたことを覚えていて、
後で「北の国から」の人がそれも書いていたことを知って驚きました。
驚いたのは子どもだったからですが、でもあの頃にNHKともめて
東京が嫌になっていたなんてことはその番組で初めて知りました。

出会い、そうですね、読むのが楽しいと言っていただけるのは、
こちらも嬉しいし書いてよかったです。
まあ隠すことでもないので(照れくさい部分はあるけれど)、
どこかに行った際にはどんどん記事にしたいと思います。
演劇はほんとうに面白くてまた観たいと思いました。

ショスタコですか!
実はうちにCDがないんです、ショスタコの交響曲は。
以前A公園関係で知り合った大学生がショスタコが好きで、
卒業記念に交響曲全集の箱をあげて以来聴いていません。
だから第8番がどんな曲か忘れてしまったのですが、
こうなったら近々買い直して聴いてみますね。
ちなみに私はハイドン交響曲「驚愕」を今まで聴いていました。
Posted by guitarbirdguitarbird at 2017年02月13日 21:00
私もNHKのプロフェッショナルを偶々見てました。
そして、ランナーが倉本聰の最後になる舞台演出だろうとも。

いくつか私も感じる事がありました。
一つは登場人物の人生の履歴書を予め書いておいて、それに基づいて台詞が自然と降ってくるを待ち、その人物ならではの言葉を紡ぎ出しているので会話も不自然でないですね。
小説でも、人物像がある程度決まると勝手に独り歩きするし、読者も魅力的な人物だと感情移入がし易いですよね。

北の国からでもそうなんでしょうね。
実はドラマ見ていなかったので、それ程思入れはないけど、人物像が明確だなぁとは思いました。

観劇には縁がなくて、後免の友人は、新宿の黒テントや、赤テントにも見に行ってたようですが。

しかし貴君が偶然にも「woman」さんの影響でランナーを取り上げてくれるとは(笑)
猫ちゃん写真も!! いい事だと思います。

高知では今週末「龍馬マラソン」が一万人を超す規模で行われます。
完走者には、ヒノキで作ったタイムを書き込める絵馬みたいな木札の証明書を用意してるようです。
従兄弟が参加し五時間チョットで完走すると思いますが、私はハーフマラソンでも参加する事はないですね。(笑)

倉本聰の自分から売り込んだという、老人ホームでのドラマは気になりました。
有名な俳優さんが出てる安心感があるのと、ドラマだからでしょうね。

目の前の演劇の持つ緊張感が、経験が無いので余計にプレッシャーかもです。
Posted by matsu at 2017年02月13日 22:02
matsuさん、こんばんわ
matsuさんはNHKをよく観ておられるのでやはりというか
倉本さんのその番組も観ておられたのですね。
履歴書の話は今書き込みを読んで思い出しましたが、小説でも
確かにそのような部分は多々ありますね。
私の知っている分野でいえばコリン・デクスターのモース警部と
ルイス刑事のように決まったキャラクターがいるシリーズものは、
後になるほど話が楽しく膨らんでいくのは当然でしょうね。
でも、ディック・フランシスのように基本的に1冊ごとに登場人物が
違うのにあれだけ感情移入できるというのは、それはそれで
才能なのだろうなと今あらためて思いました。

matsuさんが「北の国から」を観ていなかったというのは、
ああやっぱり、と思いました。
あ、別にそう思っただけでそれ以上何もないですが。

観劇ですが、東京にいた若い頃は人が目の前で喋っている
というのがなんだか気恥ずかしくて行く気になれませんでしたが、
でも一度行っていればまた違っていただろうなと思います。
いや、やっぱり、年齢かな、今なら受け入れられるとか。
私はミュージカル映画も苦手でしたから。
(タモリさんもミュージカル苦手と聞いて親近感を覚えたものです)。
目の前の演劇の緊張感というのはだからよく分かります。

龍馬マラソンの木の御札は洒落ていていいですね。
ヒノキというのがいいなあ、と思う反面でも私はやっぱりいまだに
多少のへそ曲がりだから、私がもらうなら広葉樹がいいなあ、と(笑)。

老人ホームのドラマは今回もらったチラシにあった。
「やすらぎの郷」のことではないかと思いました。
一応若い人も出ていますね、常盤貴子とか。
石坂浩二と浅丘ルリ子が揃って出ているのが面白いと
劇開幕前にチラシを見ながら話していました(笑)。
Posted by guitarbirdguitarbird at 2017年02月13日 23:11
ぽちわかやさん追伸ですが、ショスタコーヴィチ交響曲全集、
ヤンソンス指揮ロンドンフィルEMI盤がAで4000円くらいであったので
即注文しました。
これが不思議で、Aではその値段ですが、Hでは1万超えていて、
いったいどうなっているんだろうって届くまで一抹の不安があります(笑)。
ともあれ届いたら8番真っ先に聴きますね。
Posted by guitarbirdguitarbird at 2017年02月13日 23:14
ランナーと思い込んでいたら「走る」でしたね。m(__)m

明日、40年ぶりに高校時代の友人と飲む事になりました。後免の友人情報で。
彼は自動車好きで、鉛筆でデッサンをよくしてましたし、新車発表会でパンフレットを貰いにメーカーに行ってました。トヨタのセリカが恰好良かった記憶があります。それ程興味がない私も誘ってくれて、購買力があるはずもない高校生にもおおらかな時代だったかな?(笑)

結局彼は、大卒後大手自動車メーカーHへ就職し現在に至ってます。
ある意味羨ましいです。

好きこそものの上手なれ ですかね。
Posted by matsu at 2017年02月13日 23:16
matsuさん、ふたたびですが、高校時代の友人と
40年振りに飲むことになったのですね。
楽しい夜をお過ごしください。
私は最近Facebookで高校時代の同級生10人以上と
友だちになりましたが、その中で実際にFacebook友だちになってから
会った人はまだいません。
同窓会を2度と札幌在住の何人かがよく集まって飲んでいる
ようですが、どうも私は集まるのは苦手です、正直。
でも1対1なら会ってみたいとは思います。
Posted by guitarbirdguitarbird at 2017年02月13日 23:21
富良野が好きだということを聞いた時に、同じような価値観を持っているのかなぁと思いましたが、演劇まで好きになってくれてありがとう。
何年か前に妹と見に行ったのですが、全く興味を示してくれず、今回も同じようなことに、なるのかもしれないという不安がありました。ありがとう。
時々、意地悪な事を言っていじめたりもしますが、優しく柔軟に受け止めてくれてありがとう。
それから、言っていませんでしたが、私は劇団四季の会員なんです。ミュージカルは苦手ですか?
Posted by 雪虫 at 2017年02月15日 13:46
雪虫さん、こんばんわ
富良野が好きなのはもちろん「北の国から」からだから、
倉本聰さん絡みで同じではありますね。
演劇はここで書いたように生の迫力が今まで体験がなかったもので、
しかもこれだけ身近にあるものだと分かって感動しました。
まあドラマは好きだし映画も好きなので演劇も元々
興味はあったのだと思います。
紹介してくれてありがとう。
柔軟性は若い頃に比べると劣っているけれど(笑)、
でもそういう面は持ってゆきたいと思います。
ミュージカルは昔は苦手でしたが30歳の頃に映画をたくさん
観た年があって、その時にミュージカルもたくさん観て
今はほとんど抵抗感がなくなりました。
(実は青春映画の方が苦手です・・・)
Posted by guitarbirdguitarbird at 2017年02月15日 20:00
行ってきました友人Tとの飲み会。
割烹料理店。最近二時間飲み放題とかで四千円位の店にしか行って無いので緊張感が(笑)

40年ぶりのTは、お互いに老けぐあいは仕方ないも話しだすと昔のままでした。
聞けば、メーカーHではバイクの開発部で勤務。
A級ライセンスも持ってたようです。
千葉県柏市に大学があって、そのままそこに住み家を建て家族と住んでるとの事。

高卒後、ジャズ喫茶を経営してて今、自転車屋のNも久し振りに会いました。そして、彼らとの接点の、後免の友人Sも来てました。
当然ながら高校時代の仲間たちの話に。バイク事故や、よく行ってた中華料理店、天津飯が絶品だった話等々。
Tは、映画の女優さんによく惚れる奴で、ロミオとジュリエットの布施明の元嫁さんのオリビア・ハッセイにも夢中になり、劇中主題歌を覚えて明星か何かの付録の歌本見ながら歌ってました。私も一緒に覚えた記憶がありますし今でも歌詞見なくても歌えるのは彼のおかげですね(笑)
私は、歌の方が好きでしたので映画「バニシングポイント」の最後に流れる、ダイアナロス&シュープリームスのラブ・チャイルドや「イージーライダー」のワイルドで行こうに惹かれましたね。
Sも、映画「卒業」のキャサリン・ロスに惚れたので似たり寄ったりかな?
でも、Sが娘の父親になった今考えるとダスティン・ホフマンが演じる主人公はろくでもない奴だと話し出したのには(笑)。母親とは寝るわ、娘の結婚式場で奪うわ!
しかしあの時感じた「「自由感」は、若かっただけではなかった気もします。
答えは「風に吹かれて」ですよね。

兎に角、Tと話してて色んな風景が写真の一コマのように、蘇ってきたのには自分でもビックリでした。忘れてた事が、ほんとこの間の用に。

又高知へ帰ってきたら、飲もうと約束して。
Posted by matsu at 2017年02月15日 21:09
matsuさん、こんばんわ
楽しい一夜が過ごせてよかったですね。
忘れていたことが話していて甦るというのは私にも経験ありますが、
不思議な感覚ですよね。
Posted by guitarbirdguitarbird at 2017年02月17日 00:13

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ふらの演劇工房 「走る」 富良野公演