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2017年04月28日

My Way フランク・シナトラと布施明

01
My Way フランク・シナトラと布施明

※この写真は非イメージ映像です。

本日は1曲の話。

My Way フランク・シナトラ

作詞:ポール・アンカ
作曲者:クロード・フランソワ、ジャック・ルヴォー

先ずは曲から。




 My Way
 Frank Sinatra
 (1969)

『SING/シング』のオリジナルCD-Rを作りましたが(記事こちら)、
それを聴くようになってから、歌詞が英語より日本語の方がいいと
思うようになったのです。

内容というよりも語呂が。

なぜかといつものように考えると、この曲は音が伸びているので、
最後必ず母音で音が伸びる日本語の方が合っているのでは、
というのがいきなりの結論。
事実、タイトルのMy Way自体Wayが母音で終わる単語だから、
この曲は伸ばして歌うと生きることは原作者たちも
分かっていたのではないか、と推測します。
ちなみに作詞者はあのポール・アンカですね。

もちろんそれは僕が日本人だから、それは間違いない。
でもやっぱり、この歌はそう思います。

英語の歌はロックに合う。
子音で跳ねて終わるのがロックのリズム感覚にマッチする。
僕はそう思っているし、ビートルズを初めて聴いた中2の時、
そこに感銘を受け、自分でも歌いたくなったのです。
発音のカタカナを振って読むのではない、あくまでも英語で。

でも一方イタリア語は最後が伸びる音が多いですが、
オペラのアリアもイタリア語だからいいのかもしれない。
まあ他の言語のオペラもありますが、でもやっぱり
オペラといえばイタリアでありイタリア語がまず来るのでは。

さて、というわけで日本語歌詞のものも。

日本語の「マイ・ウェイ」といえばこの人。
 



 マイ・ウェイ
 布施明

「マイ・ウェイ」の日本語訳詞には、
岩谷時子、中島潤など幾つかのものがあるそうですが、
これは後者すなわち中島潤のものであり、
僕が昔から知っていたのもこれで、冒頭の歌詞が
「今船出が」のものでした。

これは特にサビのところがいい

♪ 私には愛する歌があるから

という部分は曲の盛り上がりに歌詞が合っている。
そして最後

♪ すべては心に決めたままに

の「まーまに~」がオリジナル英語のMy Wayと
うまく語呂が合っていますね。


それにしてもこの曲は1969年、意外と新しい。
僕が生まれた後だというのが驚き。
ビートルズのYesterdayの方が実は実は古いんですよね。

前の記事でも書きましたが、フランク・シナトラは
僕が生まれる前から大スターだったから、
この曲もきっとずっと古いんだと思い込んでいました。

曲自体にもそれだけの風格がありますからね。
スタンダードっぽいというか、ロックの時代からみると
オーソドックスな、いかにもショービジネス的な曲だから
そう聴こえるのでしょう。

ただこの曲は、もしかするとロック時代になりロックが世の中を
席巻するに及んで、シナトラ陣営が、ここはひとつ本物の歌を
聴かせてやろうじゃないか、という意気込みで作ったのかもしれない。
考え過ぎかもですけどね。

しかしそう考えると、スタンダードっぽいと書きましたが、
いわゆる「アメスタ」、アメリカン・スタンダードとは少々毛色が違う。
もっと新しい感覚があるようにも感じられます。

この曲は1969年当時ビルボード誌Hot100で最高27位と、
チャート的には意外と低い、スマッシュヒット程度でしたが、
それもまた時代だったのでしょうね。

ただ、ウィキペディアによれば、この曲は世界で2番目に
多くカヴァーされた曲と言われているんですね。

じゃあ1番は何かといえば、ビートルズのYesterdayなのです。

というわけでカヴァーも幾つか。




 My Way
 Elvis Presley

プレスリーのこれも有名ですね。





 My Way
 Sid Vicious

しかしロック聴きの間ではこれが裏人気かも。


いい歌だと昔から思ってきましたが、
SINGがきっかけで本当にいい歌だと実感しました。


アメリカでも歌える若い人が多いのでしょうね、きっと。







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この記事へのコメント
マイ・ウェイは良い曲ですね。私も大好きです。フランク・シナトラもプレスリーも布施明も何度も聴いたことがあります。私のウォークマンには加山雄三が英語で歌っているのが入っていました。
Posted by 多摩NTの住人 at 2017年04月29日 18:40
最初に断っておきますが独断と偏見に満ちたコメントです。
この曲を素人が人前で歌ってはいけません!
プロでも「昴」を歌う谷村新司でもダメです!

布施明は、歌巧いと思いますし、最初に日本人歌手がカヴァーしたんで良しと思います。
でも今聴くと、少しリブラート過多が気になりますね。昔はエコーが機械であまり調整出来なかったしマイクの性能も良くなかったからでしょうか?

前にもコメントしたと思いますが、「マイウェイ」と「昴」は自己陶酔型の曲にて、プロでも限られた人しかカヴァーしては、いけない曲だとおもうんですよ。

フランク・シナトラのマイウェイは、ヤッパリ良いですね(^^♪
Posted by matsu at 2017年04月29日 22:40
guitarbird さん、おはようございます。

matsuさんが仰る「人前で歌ってはいけない」は、なるほど。
昔の西田敏行主演のドラマで、海外で日本語教師をしているのですが周囲に馴染めず、孤独感に苛まれている男が、現地のカラオケバーで下手な「マイ・ウェイ」を熱唱するシーンがありました。
それを聞いていたカラオケバーの客の一人が「道を踏み外した奴に限ってマイ・ウェイをガナりやがる。」と云っていたのを思い出しました。

確かに歌詞は日本語もそうですが、英語はさらに自己肯定の塊のような歌詞ですね。
私は「船出が近づく」という出だしから、歌い手がもう死の床にあって今にも亡くなりそうな時に、近親者がその周りで見守っているのを前にして自己の人生を振り返って唄う歌というイメージです。
(実際、その状況では朗々と歌うのは不可能でしょうが。)
その時は、聴いている方も状況が状況なだけに、文句は云わないでしょう。

ただ逆に、強力な自己肯定の歌だけに、自分自身が挫けそうになった時、人生に於いて重大な選択を迫られた時など、自分を奮い立たせる為に歌ったり、聴いたりしたい歌でもありますね。

私はジプシーキングスのカヴァーが好きです。
あとパヴァロッティも歌ってましたね。
Posted by masaki at 2017年04月30日 06:07
多摩NTの住人さん、こんにちわ
加山雄三の英語版もあるんですね。
やはり大物がゆったりと歌うという感じの曲ですね。
だからプレスリーも後期には歌ったのかなと。
Posted by guitarbirdguitarbird at 2017年04月30日 12:36
matsuさん、こんにちわ
独断と偏見、いえいえご意見ありがとうございます。
面白いし興味深いですね。
私は人前で歌うことはないので余計にいろいろ思いました。
そういえば私は鼻歌でもこれは口ずさまないですが、
歌うとなると何か心に大きなものが必要なのかもしれないですね。
自己陶酔が許される人だけの曲なのですね。
布施明の歌い方もなるほどの分析ですね。
Posted by guitarbirdguitarbird at 2017年04月30日 15:17
masakiさん、こんにちわ
matsuさんのそれはほんと、なるほど、ですね。
西田敏行のそのドラマは知りませんでしたが、でも西田敏行は
松崎しげると一緒にエンターテイメント番組やっていましたよね。
そこでいろんな歌を歌っていたと思いますが、彼の場合は
ユーモアで許される部分もあるかなと思います。
そのドラマの「道を踏み外した人に限って」という台詞、深いですね。
Let It Beだと頼りなすぎますからね(笑)。

masakiさんのイメージもなるほどです。
確かにそういう「船出」なら朗々と歌えないですね。
だからこれはそういう状況ではないと間接的に
表現しているのかもしれないですね。
で、歌詞の内容をあらためて考えると、何の最後なんだろう、
いわゆる「千秋楽」なのか、引退するのか、いろいろ考えさせられます。
単純に毎日の終わりかもしれないですが、そう考えると
この曲は大仰ですね。
しかしそういう曲もあってもいい、だから人気があるのかも。
自分を奮い立たせる、それだけの力は感じますね。
そういう点でもやっぱり名曲だと思い直しました。

ちなみに私は死ぬ瞬間はポールのTake It Awayを聴きたいです。
それを遠くに持って行ってほしい。
できれば最後のブラスまで聴いていたいです(笑)。

ジプシー・キングスのもいいですね。
今回SINGのCD-R作るのにベスト盤出してきたので、
久しぶりに聴いてみようと思います。
パヴァロッティは彼に会っていると思います。
Posted by guitarbirdguitarbird at 2017年04月30日 15:32
ギタバさんおはようございます。

そしてmasakiさん、ナイスなコメントとフォローを感謝します。
常々のコメントにも共感覚を覚えます(^^♪

ポールアンカの歌詞ですか。でも、自分では歌っていない?(笑)

ポールアンカの曲では、ダイアナが好きです♪
聴く人も、歌う人も各人各様に好きな人のことを思い感情移入が出来るし、ホセしばさき氏の訳詞も気取ってなく、ストレートで分かり易くて(笑)

この間、TVで神田の「フォーク酒場 昭和」の映像が流れてました(^^♪
ギター弾ける人は二曲、歌うだけの人は一曲、順番におんちゃん達の前で楽しそうに歌ってました。
マスター曰く、演歌以外は何でも可だそうで、実際にクラプトンの「Sweet Home Chicago」を歌ってる方がいました。

何か一度行ってみたいかな(笑)

ヤッパリ音楽は楽しみ方がいっぱいあって、良いですね♪

今月は、タウンでの課題曲は、サンタナとロブ・トーマス「Smooth」。
ベストヒットUSAで来日特集で聴いたのと、ギターのO氏がコンサート行ってたので、決めました。貴君にも以前お薦めされてた曲ですね。

やっと歌える気分に!
Posted by matsu at 2017年05月01日 06:46
guitarbird さん、matsu さん、こんにちは。

matsu さん、ご丁寧にありがとうございます。また私のコメントにもご理解下さりありがとうございます。

コメント欄を拝見していると、guitarbird さんのコメントはいつも穏やかな場合が多いですが、時々そのコメントがちょっとキツイ感じがする事もあります。
そして、そのコメントの相手は、ほとんどがmatsu さんなので、guitarbird さんにとってブログの中で、時には本音で言いたい事が言える程、親しい相手がmatsu さんなんだろうな~、と思った事がありました。

これからも宜しくお願い致します。
Posted by masaki at 2017年05月01日 13:44
こんにちは。

私も気が付くと、誰の歌で知ったのか・・・
もしかしたら、布施さんの歌だったかもしれない、マイウェイという歌を知っていました。

数年前に、そのルーツを解き明かす映画を都内で単館上映をしていて、 観に行きました。

フランスのポップスターの愛称クロクロ、クロード・フランソワの物語。
意外な結末・・・。
また、シナトラとは違う内容の歌だったことも映画を観て初めて知り衝撃でした。

楽しいGWを。
Posted by はるちゃん at 2017年05月03日 12:29
matsuさん、こんにちわ
返信遅くなり申し訳ありません。

masakiさんは同世代なので私の場合懐かしい話が多くなりますね。

ダイアナですが、日本語歌詞のを幼少時代に両親がよく
聞いていた記憶があり、私も小学校の頃にはポール・アンカも
ダイアナも知っていました(ビートルズより前に)。
そんなポール・アンカもかつらのCMに出ていましたね・・・
申し訳ない、ポール・アンカというといまだにそれを思い出します。
あと最近はマイケル・ジャクソンと共作していたという話。

神田のフォーク酒場は面白いですね。
歌わなきゃいけないのであれば私はパスですが(笑)、話は面白い。
それ以前にどこにあるのだろうという興味はあります。
神田というと私の場合JR神田駅周辺限定になるのですが、
もっと広く書店街の神保町も神田明神があるところも
神田○○町で一応神田なので話がこんがらがりますね。

ロブ・トーマス、牛男(笑)。
マッチボックス・トウェンティがデビューから好きだったので、
サンタナと組んだそれが大ヒットしグラミー取ってソングライター
として認められたのは我が子の成長を見るようで嬉しかったです。
て多分向こうの方が年上ですが(笑)。
ちなみに本家マッチボックス・トウェンティのDiseaseという曲が
Smoothにそっくりなのはご愛敬ということで(笑)。
Posted by guitarbirdguitarbird at 2017年05月03日 13:11
masakiさん、こんにちわ
返信が遅くなり申し訳ありません。

私のコメントですが、そうですね、不特定多数の人が見る
可能性があるので基本は穏やかに書こうとしています。
それはコメントのみならず、音楽の話題でも好きではない人や
曲については基本取り上げないことにしています。
例えばポール・マッカートニーのように大好きなアーティストの
嫌いな作品は時々取り上げることはありますが。
でも時々きついのは、私が昔音楽評論家になりたかったという
思いをまだどこかにぶら下げているのかもしれません(笑)。
音楽を聴いていると「ジキルとハイド」になることがあります。
「好きかどうか」を考えている自分と「出来がいいかよくないかどうか」
を考えている自分がいて、後者がまだ悪さをしますね(笑)。

というわけでこちらこそこれからもよろしくお願いします。
Posted by guitarbirdguitarbird at 2017年05月03日 13:17
はるちゃんさん、こんにちわ
My Wayですが私は最初からフランク・シナトラで
知っていましたが、でももしかして、誰かが日本語で歌っているのを
テレビか何かで耳にした父がこれはフランク・シナトラの曲だ
と説明されたのかもしれない、とも思います。
父はシナトラが好きでした。
フランスのポップスターが絡んでいるとなるとこの曲には
「薔薇色の人生」につながる何かを感じるのも納得できます。

GWですが、実は今年は4/29から5/7まで休みなしです(笑)。
さらに5/8と9も仕事というそんなスケジュールになりました。
間に平日が2日しかなかったのが要因です。
まあでも仕事場は近いのでなんとかやってゆきます。
Posted by guitarbirdguitarbird at 2017年05月03日 13:21

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My Way フランク・シナトラと布施明